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Azureクラウドデザインパターンとは?
Azureクラウドデザインパターン (Azure Cloud Design Pattern, 略してADPと呼ぶ)とは、Azureクラウドを使ったシステムアーキテクチャ設計を行う際に発生する、典型的な問題とそれに対する解決策・設計方法を、分かりやすく分類して、ノウハウとして利用できるように整理したものである。
これまで多くのクラウドアーキテクト達が発見してきた、もしくは編み出しきた設計・運用のノウハウのうち、クラウド上で利用が可能なものをクラウドデザインのパターンという形式で一覧化し、暗黙知から形式知に変換したものであるといえる。
パターンの中には、クラウドでなくても実現できるもの、今まででも実現されていたものも含まれているが、クラウド上でも今まで通りのアーキテクチャが実現でき、かつクラウドを利用する事で、より安価にそしてより容易に実現できるものは、ADPとして収録することとした。
ADPは数多くのアーキテクトがそのノウハウを寄贈した集大成である。
Azureクラウドデザインパターンを理解するために
クラウドアーキテクティング原則
クラウドを用いてシステムをアーキテクティングする際の心構えとして、「 クラウドアーキテクティング原則」の一読をお勧めする。
基本用語
ITを学び始めたばかりの方は、パターン説明の前に「 基本用語」を理解しておくことを勧める。
クラウドコンポーネント
各デザインパターンは、パターンの基本部品となる「 クラウドコンポーネント」を使って作られている。
デザインパターンの説明を読む前に、この「 クラウドコンポーネント」について理解をしておくことを勧める。
Azureクラウドデザインパターンの説明について
Azureクラウドデザインパターンは、以下の項目に沿って説明を行う。
パターン名/サマリー | パターンの名前と、どのようなパターンなのかを簡単に説明したサマリー |
---|---|
解決したい課題 | このパターンが解決する課題や、このパターンが適用できる課題、またパターンとして定義するに至った動機についての説明。Amazon Web Servicesのサービス名などの用語を使わずに、仮想サーバー等の一般的な用語を用いて解説している。 |
クラウドでの解決/パターンの説明 | クラウド上でどのように課題を解決するかという点の説明や、どのようなパターンなのか、どのような構成のパターンとなっているかについての説明。Amazon Web Servicesのサービス名などの用語を使わずに、仮想サーバー等の一般的な用語を用いて解説している。 |
実装 | パターンをAzureを用いてどのように実装するかについての説明。Amazon Web Servicesの用語であるAmazon EC2等の用語を用いて解説している。 |
構造 | パターンの構造を図式化したもの |
利点 | このパターンを適用した際の利点の説明 |
注意点 | このパターンを適用する際の注意点や、適用により生じるデメリット、メリットとデメリットのトレードオフの説明 |
その他 | 関連するパターンや、他のパターンとの比較、利用事例などの付加情報 |
Azure Cloud Design Pattern (ADP)一覧
- 基本のパターン
- 可用性を向上するパターン
- 動的コンテンツを処理するパターン
- 静的コンテンツを処理するパターン
- データをアップロードするパターン
- リレーショナルデータベースのパターン
- 非同期処理/バッチ処理のパターン
- 運用保守のパターン
- ネットワークのパターン
外部リンク
以下の、 関連サイトを参照してください。
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