接続許可済みIPアドレスのプール

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解決したい課題

 セキュリティ上の理由や、接続制限を行うために、接続元のIPアドレスを制限しているケースがある。 例えば、携帯キャリアに対してメールを送信する際に、事前に登録しておいたIPアドレスからしか送信を受け付けようにしているケースや、 指定のネットワーク宛てのサービスで接続元を制限しているようなケースなどだ。 クラウドでサーバーを起動する場合はグローバルIPアドレスが付与されるが、多くの場合、指定したグローバルIPアドレスを付与できない。 そのため、サービス元に毎回登録する必要が出てくるが、登録が手動だったり何かしらの処理手順が必要だったりする場合、クラウドの柔軟なリソース調達のメリットを得にくくなる。

クラウドでの解決/パターンの説明

事前に必要な分のグローバルIPアドレスを確保し、接続先に登録しておく。サーバーの変更や増減があった場合、利用可能なIPアドレスプールから使用できるものを探し、サーバーに割り当てる。 サーバーへのグローバルIPの割り当ては、サーバー自体にこの処理を入れ、起動時に自身に割り当てるようにしておくことで、オートスケーリング時に自動的に実行できる。

実装

構造

利点

注意点

その他

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